Panasonicよりフルサイズミラーレス機のLUMIX S9が発表。新しいレンズも含めて紹介します

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ついに発表されました

Panasonicから新しいフルサイズミラーレスカメラ、LUMIX S9がついに発表されました。コンパクトなデザインながらフルサイズセンサーを搭載し、その性能はまさに「バケモノ」といったところでしょうか。

今回のS9は何がポイントなのか

S9の最大のポイントは、その小型軽量さです。カメラを持ち運ぶ際の重さはネックになることが多いですが、S9はその問題を解決します。

軽量であれば持ち歩く頻度も増え、写真を撮る機会も増えるでしょう。

写真は撮ることが最も重要ですから、この軽量化は大きなメリットです。

その他の注目ポイントもいくつか紹介します。

1. リアルタイムLUT搭載と2つがけが可能

LUMIXシリーズは色再現性に定評がありますが、S9では動画で使われるLUTを静止画にも適用できる唯一のメーカーです。

これにより、動画と写真の色味を統一したり、後で編集する手間を省くことができます。

さらに、2つのLUTを同時に適用することが可能になり、自分好みの色を追求しやすくなりました。

カメラ本体には39個のLUTを保存でき、様々なシーンに対応可能です。

2. LUMIX Labアプリでリアルタイムに写真をシェア

SNSでのシェアを考えると、スマホへの簡単転送は必須です。

S9はこれを簡単に実現し、さらにLUMIX Labアプリ内で画像編集も可能です。


自分で作ったLUTを適用し、好みの写真に仕上げられるので、別のアプリを立ち上げる必要もありません。

初心者向けに実績あるクリエイターのLUTもダウンロードできるので、気軽に始められます。

3. 電子シャッター、コールドシュー、録画時間制限による軽量化

S9は小型化を実現するために以下の工夫がされています。

それについて簡単にまとめていきます。

メカシャッターの廃止

メカシャッターを廃止し、電子シャッターのみを採用しました。

これにより小型化が可能になりましたが、ローリングシャッター歪みが発生する場合があります。

動きのある被写体を撮影する際は注意が必要です。

合わせてフリッカー問題も出てくると思われるので、撮る場所には注意が必要になるかなと。

コールドシューの採用

ストロボを使用するためのホットシューがコールドシューに変更されました。

通常のカメラであればホットシューと言割れるものが採用されており、何に使うかと言えばストロボで、ポートレートを撮る人には必須になります。

これによりストロボの使用が制限されますが、軽量化に寄与しています。

録画時間の制限

フルサイズセンサーの発熱問題を解決するために、録画時間が制限されています。

フルHDで20分、4Kで15分、6Kで10分と、長時間録画には向いていませんが、ショート動画など短時間の撮影には十分です。

S5ⅡXでは熱停止を防ぐために放熱ファンが設けられていますが、今回は搭載されておりません。

ファインダーの非搭載

小型化のためにファインダーが省かれています。

ファインダーを多用する方には不向きかもしれませんが、スマホ撮影に慣れている方には違和感なく使用できます。

結論:気軽に撮りたい人に向けたカメラであるもレンズとのバランスが難しい

LUMIX S9は、気軽に撮影を楽しみたい人にぴったりのカメラです。

大きなレンズは似合わないため、SIGMAのコンパクトなIシリーズや明るいマニュアルレンズが相性良いでしょう。

今回同時に発表された26mm F8パンケーキレンズも魅力的ですが、フルサイズセンサーには少し物足りないかもしれません。


広角レンズの18-40mmも発表され、S9に遅れて発売される予定で、これは興味深い選択肢となるでしょう。

ただレンズとのバランスが難しいカメラかなと思っていてF1.8シリーズの単焦点や20-60mmですらレンズが大きくてバランスが悪いと思います。

もっと小型なレンズを出した方がいいと思うし、それが出ないのであればこのカメラって中途半端なのではと思ってしまいます。

NIKONのように40mm F2くらいの小型単焦点を出すことができれば面白いと思います。

とはいってもS9は気軽に撮影し、スマホで簡単に編集してシェアできる新しい体験を提供してくれます。

スマホユーザーや、画像編集をあまりしないカメラユーザーにもおすすめで、気になる方はぜひ一度手に取ってみてください。

それでは、素敵な撮影をお楽しみください。

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