Canonから発表されたEOS R1とEOS R5 Mark II。ようやくきまして大歓喜です

Canon
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Canonユーザーが待ち侘びた機種の発表

Canonからとうとう待ち侘びた機種が発表されました

Canon初のミラーレス一眼のフラッグシップ機であるEOS R1

2020年に発売された高画素機であるEOS R5の後継機であるEOS R5 Mark II



この2機種が発表されたということでCanonユーザー大歓喜です

今回発表された2機種の概要

今回発表された2機種はどちらもメインの機種ですが、両方とも性質が違うので自分の使い方によって選べばいいと思います

まずEOS R1はフラッグシップ機ということで一眼レフであるEOS-1D X Mark IIIと双璧となる存在

スポーツや報道などで使われているフラッグシップ機で、EOS R1でもその現場での使用を想定して作られているはずです

そしてEOS R5 Mark IIは高画素機で作品撮りなどじっくり写真を撮る方に向けての機種

高画素機でISOを上げるとノイズが出やすい特徴があるため、明るい場所や自分でライティングを組んで撮影できる人にぴったりな機種

それぞれ特徴があります

まずはEOS R1について

目玉の一つであるEOS R1

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見た目はEOS R3とほぼ同じですが、この機種の決定的な特徴としてクロス測距センサーが搭載されていること

これまでミラーレス機のセンサーについては横線検知のみで行われていました

唯一オリンパスでクロス測距センサーが搭載されていましたが、全メーカーのフルサイズミラーレスでは初めてですしAFの性能が高いCanonが作ったのですから期待が高まります

SONYなどにも搭載されるのを期待したいですが、Canonが特許を持っているから難しいのではないかなと思います

https://ipforce.jp/patent-jp-P_A1-2023-167258

それ以外の部分で自分が関心ある部分を簡単に書いていきます

あと動画に関しては全く興味がないので、ここでは書きません

1.R3のセンサーからパワーアップした新開発の裏面照射積層CMOSセンサー

R3も裏面照射積層CMOSセンサーを搭載していますが、最高約30コマ/秒に対し40コマ/秒

R3よりも幕速が速くなりローリングシャッター歪みも低減されています

さらにローパスフィルターもEOS-1D X Mark IIIと同じものが搭載され、より高い解像度を得ることができるとのこと

このローパスフィルターもフラッグシップ機のみに搭載されるので、これだけでも特別な上に高価というのがあります

2.DIGIC Xと別にDIGIC Acceleratorを搭載

今までAFや画像処理のために搭載していたDIGC X

このAF/AEに関する役割を新開発のDIGIC Acceleratorに搭載


役割を分担することによりそれぞれの処理を高速に行うことができるようになっています

3.カメラ内アップスケーリングが搭載

これまでCanonでの高画素機はミラーレスでは4500万画素のEOS R5、一眼レフも入れれば5000万画素のEOS 5DsRが最高でした

ただ最近のCanonのカメラでは2400万画素の機種が一般的になっていて、他社が4000万、6000万画素を出している中でCanonが遅れているような感じに

しかし今回のアップスケーリングにより縦横それぞれの画素数を2倍、合計で4倍にアップスケールすることができ、カメラ内で解像度が高い写真に仕上がります

ピクセルマルチシフトなどのように1ドットずつずらして撮影する方法とは違うため、動いている被写体にも使えるとのこと

しかもISOを上げなければいけない場面でも高画素機よりノイズが出にくいため躊躇なくISOを上げることができるし、データ容量も軽いため、PCなどで取り回ししやすい特徴も

このメリットを享受しながら4倍の画素にスケールアップできるのは大きなメリットであるなと思います

ただ残念なことにJPEGやHEIFのみとのことで、RAW現像する人にはあまり意味ない機能かもしれません

ただJPEGで即納品が必要な人にはとても有効な機能かとは思います

次はEOS R5 Mark II

その次はEOS R5 Mark II

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こちらも初代のR5と同じ4500万画素ですが、中身は全く別物になっています

こちらにもEOS R1と同様にDIGIC Acceleratorが搭載されており、AF性能の底上げがされています

さらにR1同様のカメラ内アップスケーリングも搭載されており、こちらは約1億8000万画素ものjpegやHEIFが生成されます

1.4500万画素の裏面照射積層型CMOSセンサー

これまでR3にしか搭載されていなかった面照射積層型CMOSセンサーがEOS R5 Mark IIにも搭載

ローリングシャッター歪みもR5より40%ほど低減されているとのこと

しかも電子シャッターで最高30コマ/秒で14bit RAW記録

ほぼR3の高画素版と言っても差し支えないのではないのかなと思います

2.ブラックアウトフリーおよび視線入力対応のファインダー

そしてR3と同様にブラックアウトフリーや視線入力ができるファインダーがつきました

30コマ/秒を使う方にはこのブラックアウトフリーはとてもいいですし、EOS R5 Mark IIでも動き物はしっかりと撮ることができていることでしょう

そして視線入力がR3以外の機種で搭載されるのはR1以外で搭載されるのは初ですし、R3よりブラッシュアップされているでしょうからかなり使いやすくなっていると思います

自分は一度も使ったことがないので多分使わないでしょうが、欲しかった人もたくさんいると思います

3.パワーアップしたAF

EOS R1と違ってクロス測距センサーは積んでいません

しかしR6 Mark Ⅱ以降に定評のあったAFからさらにブラッシュアップされているようで、かなり期待が持てるのではないでしょうか

R1同様にアクション優先という物があり、サッカーやバスケット、バレーボールで決定的瞬間を狙いやすいモードもあります

トラッキングもパワーアップしておりこれ一台でほぼ問題ないくらいになるのではないかなと

4.Canon初のプリキャプチャー機能搭載

シャッターを全押しした時にその15コマ前(最大0.67秒前)からの写真を記録してくれる機能

そのため決定的瞬間を取り逃がさないようになりますが、これまでCanonでは搭載されておりませんでした

他メーカーには搭載されるようになってCanonユーザーは羨望の眼差しでしたがとうとうCanonにも採用されることになりました

RAWファイルにも対応しており、jpegのみのメーカーもある中でこれは素晴らしいことだと思います

結論:ターゲットは違うがどちらも優れたカメラ

それぞれで求められる性能や使われる現場が異なりますが、どちらも優れたカメラです

R1についてはフラッグシップでありながら2400万画素となっていて、SONY α1とNikon Z9の高画素フラッグシップと比べたら平凡ではあります

おそらく多くの人が感じたことだと思いますが、ここについてはこれでいいのではないかと思っていて、またその次にその理由は書いていきたいと思います

自分もこれは興味があって触ってみたいとは思い、タッチアンドトライに申し込みました

触った感想についてはまた書いていきたいと思います

それでは

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