Leica Summilux-M 35mm F1.4 ASPH. にとても惚れてしまっている

Leica

このレンズに惚れています

最近メインで使っているLeica Summilux-M 35mm F1.4 ASPH.

買ってからずっとこのレンズに惚れてしまっています

Summilux50mmを手に入れた今でも相変わらず惚れています

50mmもあるよなと

Summiluxの50mmも使っていますが、35mmと50mmのどちらかを持っていく場合に35mmを選んでしまうことが多いです

そこには色々な心境の変化なども出てきたりしている自分がいます

1.Summilux 50mmのハードルが上がりすぎてしまった

最初に買ったSummicron 50mm


そのあとでSummilux 35mmを買いましたが、その時に受けたインパクトがとても大きかったのを覚えています

背面液晶でもわかるくらい繊細さなどがSummicron 50mmと違っていました

非球面レンズを使っていなくて何十年も一緒のレンズ構成であるSummicronと、非球面レンズを使って現代最高峰の写りを叩き出すSummiluxではそりゃあ違うのは当たり前です

ただそれを差し引いてもここまで違うのかと衝撃を受けました

その流れでSummilux 50mmを購入しましたが、ここまでのインパクトを受けなかったなと


もちろん50mmも素晴らしい写りですが、Summilux 35mmに慣れてしまったのからか自分の中で35mmが1番、50mmが2番という順位になってしまったというのがあります

もちろん50mmのズミルックスいいレンズですよ

2.35mmの対応範囲の広さ

先日行ったF1でも持って行ったのは35mm

サーキットで使うことをメインに持っていくレンズを決めましたが、名古屋の街を取り歩くのにEF24-70mm F2.8は大きいなと思ったので、コンパクトなライカレンズは一本であれば持っていけるなと思い持っていきました

ただ滅多にいくことができない(時間的にも行く用事もない)からこそ、より広く撮ることができる35mmの方が対応範囲が広いなというのがあります

広く撮りたいとなっても50mmであれば後ろに下がる必要がありますが、簡単に下がることができない環境でもあったりするので、その際に35mmの方が対応しやすいというのがあります

これが1ヶ月に1回、もしくは何回も行っている場所で切り取った表現をしたいというのであれば50mmでもいいかなと

もちろん反対にここは50mmが欲しかったという場面もありますが、その際にはトリミングしてしまうのも手かなと思います

ただしこればかりは自分の好きな焦点距離にもよりますので、一つの意見として聞いてもらえればと思います

自分の場合広く撮ることができるなら広く撮っておいた方がいいなというのが考えとしてありますので、35mmを選んでいます

3.スタジオなどでの対応

広いスタジオであればいいのですが、スペースが限られている場合に50mmを持っていくとスタジオによっては思うように下がることができず上手く撮るのが難しい状況も出てきます

だったら24-70mm使えば解決ですが、それでも使いたいじゃないですか

しかも自分の持っているSummilux 35mmと50mmは70cmが最短撮影距離なので、寄るのが難しい

そうなると35mmの方がスタジオで使いやすいというのがあり、結構重宝します

片方に24-70mmつけて、もう片方に50mmのSummiluxをつけてとサブ的な感じで使うのならいいかなと思います

4.スタイルの変化

カメラを始めた時には85mmから入った自分


初心者では選ばないだろうという焦点距離であるが、余計なものを極力排除したい自分にはピッタリの焦点距離

どんなに頑張っても広く写せないのなら、割り切って切り取ってやろうということで、なんか楽しかったです

もちろん弊害はいっぱいありましたが、それも全て受け入れてました

もともとマルチタスクなんか出来ない自分、目の前のことを一つ一つ集中して速攻で処理することに向いていたし、それで仕事も出来ていたので全く問題なかったです

それがここ数年はAをやりながらB、そしてCの返答が来たらCとマルチタスクでやらないと終わらないという日々を過ごし、いつの間にか広い視野を持たないといけなくなったのが、35mmの苦手意識を払拭してくれたのかと思います

メインを切り取って写すというより、周りの背景等も入れてメインと絡ませた写真を撮りたいという心境の変化がありました

好きな焦点距離って日々の生活によって変化するものなのだなと思わせられました

5.角型フードカッコいい

多分これが一番かなと思いますが、やはり見た目も大事で角型フードをつけたSummiluxがカッコよくて最高です


この見た目だけでテンション上がっていますし、持ち歩きたいなと思えてしまいます

しかもネジ式でピタっと閉まってくれる感触

これは国産のレンズでは味わえない感触で、もう最高の一言

50mmズミルックスではレンズフード一体型でレンズフードもコンパクトなんですが、完璧に固定したとしてもいつの間にか収納されているということもあります

そのためレンズ先端を触ってしまうこともあり、正直使いづらい

まあそれでも捻ったら固定されるので、ズミクロンよりはマシですが、やはりレンズフードは別がいいなと思います

現行の35mmズミルックスもレンズフード一体型なので、自分はちょっとパスかな

といっても寄れるのは良いなと思い始めていて、テーブルフォト撮る時に便利でいいなと感じますがそのために90万か〜というのが…

結論:楽なのは35mm

描写もさることながら画角的にもちょうどいいなと思えているSummilux 35mm


35mmだからボケないと思われますが、使い方次第ではボケますし周りの背景を入れることを考えたら実はそこまでボケる必要はないなと

ボケを作りたいなら50mmや70-200mmを使いますけど、基本的にボケっている?って感じではあります

35mmあれば大体は撮れてしまうし、50mmくらいであればトリミングすればいいなと思います

ライカQシリーズも28mmからクロップして35mmや50mmにしますから、広角を使ってそこから必要なところだけぶっこ抜くというのはありだと

50mmを35mmにするのは物理的に無理ですからね

もちろん好きな焦点距離は人によって違うから、そこが優先ではありますが

少し前までは35mmは見向きもしなかった画角ですが、Summiluxのおかげです

これからも使っていくのはもちろんですが、50mmももちろん良いレンズだから使っていかないとな・・・

そして50mmの画角ももっと修行していきます

それでは

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