やっぱり最高
昨年10月から使っているEOS R3使っていけば行くほどにこのカメラ凄いなと思わせてくれます
普段の撮影ではオーバースペックかもしれませんが、それでもこの快適さを味わってしまうと、もう戻れないです
改めて使ってみて気づいたことがありますので、書いていきます
まずは良いところから
まずは使ってみて改めて良いところから書いていきたいと思います1.暗闇の中でも瞳AFが効く
R3の測距輝度範囲がEV-7.5~20とかなり幅広いただ注釈でF1.2レンズ使用時とあるのだが、今回24-70 F2.8 開放で使った
18時過ぎの電気が全くなく、暗くて曇りで周りがほぼ見えない環境の中でR3の瞳AFが効いたのだ
実際現像して持ち上げてみるとほぼ瞳にきていたが、若干甘め
少しでも顔に光が当たっている環境であれば確実にピントはくるはずだ
2ISO10000overでも十分いける
暗い環境ではどうしてもISOを上げざるを得ないですが、あげるとノイズが出て見るに耐えない写真になる過去に使っていた70Dや7D MarkⅡはAPS-Cでセンサーサイズが違いますが、800から1600くらいで厳しいなという印象で、3200では自分の中ではアウトでした
R6でも6400はいけるかなというくらいですが、正直積極的に使いたくなかった感じです
ただR3では12800でも十分いけるのではないかなと
これは雨が降っている環境で暗くて、ISOも跳ね上がる環境
しかも使用レンズが100-500mm F4.5-7.1ととても暗いレンズ
ぶれないように1/640秒まであげると一気にISOは6400まで上がる環境ですが、撮れた写真を見ると全く使っても問題ないなと思います
3.1/64000秒のシャッターは未知との遭遇
ミラーレスになって電子シャッターが使えるようになったが、メカシャッターと違いメカニカル部分の負担がないつまりメカシャッターでは物理上の限界であったシャッタースピードを跳ね上げることができる
R3の電子シャッターでは1/64000秒とこれまでみたことがない数字だ
これでも1/10000秒だが高速走行中のタイヤもきっちり止まる
しかし躍動感に欠けるという部分はあるので、使う場面は限られるかもしれない
F1.2のレンズを開放でも日中使うことができるのはメリットであるが、逆にシャッタースピードが上がるということは光の量が少なくなるので、必然的にISOが上がる
100-500mmのように暗いレンズを使ってしまうとISO10000まではすぐ上がってしまう
使うレンズを選ぶが表現の幅も広がるし、ISO10000でも使うことができるR3ならではかもしれない
改めての不満点というところ
次に使ってみて不満点について書いていきたいと思いますと言っても一点だけです
1.バッテリー持ちません
枕詞がありますが、普通の使い方なら問題なく1日持ちますしかし自分はモータースポーツを撮っており、先日SUPER GTのテストに行ってきました
午前2時間に午後2時間の計4時間ありましたが、満タンで行って午前2時間で残り43%
当然ですがAI SERVOでモニターはなめらかさ優先、連射は高速連続撮影にしてますので、そりゃあバッテリー食います
ただそれでも50%くらい残っているだろうと思っていたのですが、全くでした
ヨドバシにいたCanonの社員にも話しましたが、開口一番「それもたなかったでしょ?」と
F1は1時間のセッションが2回で1日2時間の走行なので余裕でいけます
しかしSUPER GTのように午前に約2時間のセッションをして、50分のピットウォーク、その後1時間ほどの予選
はい、普通にアウトです
バッテリーがでかいからといって安心してはいけませんし、YouTuberでも電池はかなりもつというレビューもありますが、モータースポーツでは全く持ちません
おそらくR3を使う人のほとんどが動き物メインの使用かと思います
そういった方は気をつけた方がいいです
CIPAガイドライン準拠でファインダー撮影で620枚の目安とあるが、1本で約7000枚撮れた
ただ同じバッテリーを使っている1DX MarkⅢは低温で2360枚、常温で2850枚とされていて、約4倍も違う
ミラーレスの中ではバッテリーが持つとはいえ、一眼レフと比べると雲泥の差である
性能的には申し分ないが、もしかしたらこのバッテリーの部分でフラッグシップとしていないのかもしれない
これからの課題
これから自分が運用していく上で考えたいことがあるそれはこの次のカメラ選びである
予備バッテリーは約20,000円で導入するには少し考えてしまう
もともとモバイルバッテリーで充電しようと考えていたが、R6の時に買ったものは電圧が低いためR3の充電はできない
30Whものモバイルバッテリーを手に入れるとしても高いし、幾つもモバイルバッテリーがあってもなという感じだ
R3用の予備バッテリーが使えるとしたら1DX系しかないので、次に選ぶカメラの選択肢もない
さらに予備バッテリーを使う機会も年に1回から2回ほどと考えるとどうしようかなと考えてしまう
あとはCF Expressも使うことができる機種が限られている
モータースポーツを撮る上では必要ではあるため、自分も三枚持っている
一枚の値段が高いのもあるが、他に使うことができる機種も少ないので持ちすぎてもという部分がある
Canonでも現状は1DX MarkⅢとR5のみだ
まとめ
R3を使っていて良いカメラだなと思わせてくれるし、使っていて驚くことばかりだ普通なら1/64000秒なんてシャッタースピードも使わないし、ISO 12800も使わない
ましてや真っ暗の中で補助光なしで撮ろうと思わない
その中でも撮れてしまうのでテクノロジーの進化を感じずにはいられない
しかしガッツリ使っていく中での懸念点も出てきたのも事実で、こればかりはどのように向き合っていくかを考えていく必要がある
不満を言うのは簡単だが、それに向き合って使いやすくしていくのも大事なこと
ボタンカスタマイズなどもまだ追い込めていないので、もっと使っていき自分の求めている使いやすさを追い求めていきたいと思います
ではまた
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