レビューとか見て絶賛されているが・・・
先日sony α7ⅲを購入
sony α7ⅱから正常進化したsony α7ⅲを購入
正常進化したα7ⅲ
とうとう買ってしまった
sony α7ⅲ
何度か本気で買おうか迷っていた
しかし予算の問題などクリアしたいこともあり何度も諦めていた
今回令和になったし、10月から消費税も上がるし、...
まだ買って数日しか立っていないが、GW中に旅行で使ってみた
やはり店頭で触った感触と違う
自分の使い方に当てはめて本当の評価ができるが、正直買ってよかったとまで手放しで思えるほどでない
結構評価が高いカメラであるが、あえて厳しい意見も書いていきたいと思う
もちろん良いところもあるので、そこはきちんと書くつもり
自分の中で比較するカメラは先代のα7ⅱとニコン D500など
買ってみて良かったと思えるところ
まずは買ってみて良かったと思えるところを書いていこうと思う
悪いことばかり書くのも不公平で、きちんと良いところもあるなら書く責任がある
そこをまずは書いていきます
1.ジョイスティックが搭載
何と言ってもこれだと思う
フレキシブルスポットでフォーカスを合わせやすくなった
α7ⅱではコントロールホイールを上下左右に押して設定しなければいけなかった
正直やりづらいと同時に、これをやっているとここに割り当てている設定をいじることができない
かといって設定をいじったら、フォーカスエリアの移動をするためにFnボタンから設定し直す必要があった
なければないで勿論なんとかなった
でもニコン D500を使ってしまうとね・・・
コントロールホイールにISOやドライブモードなどが最初から割り当てられていなければ
純粋にフォーカスの移動で使えたんでしょうが、そうすると今度はカスタムボタンが足りなくなる
だからジョイスティックができたのは良かったです
2.バッテリーの巨大化
バッテリーの容量が二倍になり、巨大化しました
バッテリーの巨大化でグリップも握りやすくなっています
α7ⅱを使っているときよりしっかりと握ることができます
3.タッチパネルでフォーカスが合わせられる
タッチパネルでフォーカスが合わせられる
これは大きいです
一番最初に買ったα5100
これはファインダーがないですが、モニターを見てタッチでフォーカスを合わせることができます
α7ⅱはそれがなくスマホやα5100に慣れていた自分としては使いづらい部分もありました
α7ⅲではファインダーを見なくても感覚的にフォーカスを合わせることができて、シャッターを押すことができる
α5100に負けてた部分がようやく改善されたなと思います
4.高感度に強くなった
正直これは感覚的な話なのですが、裏面照射型センサーになったこと
画素数は同じですが、高感度が強くなったのかなと
ISO6400でもα7ⅱは結構ザラザラしてたのが、α7ⅲでは幾分か良くなっている
あとは使う場所次第ではISO12800でも使える感じです
ISO100とか低感度は劇的な変化はありません
今まで躊躇していたISO6400も積極的に使え、撮れなかった写真が撮れるかなと思います
実際に使ってみて悪かったところ
いよいよ悪かったところを書いていきます
勿論まだ慣れてないところもありますが、α7ⅱから乗り換えてすぐに感じたことを書くこと
これが大事かなと思いますので、しっかりと書いていきます
1.シャッターの違和感
シャッターの違和感と書きましたが、これはシャッターのストロークの深さかな
自分はシャッター半押しでAFを決めて、そこからシャッターを押します
α7ⅱやD500ではシャッター半押しから軽く押し込むだけでシャッターを切ることができました
シャッターを軽く押せれば、ブレの影響も少ないです
余計な力みはブレに影響を与えますから
しかしα7ⅲではシャッター半押ししてから軽く押してもすぐにシャッターが切れない
今までより強く押し込まないとシャッターが切れなくなってます
この前行われたアップデートの影響か、ストロークが深くなったのか、自分のだけ初期不良なのか
理由がわからないため、シャッターの違和感と書いています
ソニーの店員に話をして展示品で確認してもらったら、確かに深くなっていると返答をもらいました
後日ソニーストアで確認してもらいたいと思います
もしこれが異常ないとすれば、でかい望遠レンズ使う際も影響が出てくる
焦点距離が長ければ長いほどブレは大きくなる
だからこそ少ない力でシャッターを切る必要がある
せっかくフォーカス性能が上がっているのに、望遠が使えない
今までならなんとも思わなかったのだろうが、D500を使ってるからこそ感じたこと
もっと言うとCanon 5D markⅣでも同じようにできた
なんだかなーと思えてしまう
2.SDカードの向き
SDカードの挿入がα7ⅱと逆になっている
これまではラベルの方がこちらに向くように挿入していた
しかしα7ⅲでは逆側になっている
正直これにはがっかりしている
α7ⅱはシングルスロットだからこの向きでも問題なかった
しかしダブルスロットになり挿入するカードも容量など統一してないこともある
その時に一回抜き出して確認するのは面倒だ
最後まで抜かないで確認できるように、ラベルがこちらに見えるようにしなければいけなかった
ダブルスロットならなおさらである
そしてD500とも逆向きなのでここが慣れない
3.USB端子差込口のカバー
カメラにUSBを挿す場合にカバーを外す必要がある
しかしUSBの端子が下にあり、カバーを外して充電しようとすると干渉してしまう
しかもカバーの回転軸がカメラ底部にあり、充電をする時にカバーをこのように下にしないといけない
充電中のカメラがまっすぐ置けないし、このカバーの回転軸に力がかかってしまい故障の原因になる
α7ⅱではそんなことが無かった
せめて回転軸を上にしておくべきではなかったのだろうか
USB-Cも対応しておりUSB-Cであれば干渉せずにできるのだが、僕みたいに持っていない人もいる
だったら最初からUSB-Cケーブルも付属してほしい
4.バッテリーチャージャーとバッテリーの価格
まあこれは買う前からわかっていた
バッテリーチャージャーもついていなければバッテリーもα7ⅱと違う
まあそれはわかっていたことなのだが・・・
バッテリーチャージャーは別途で買うとなると約8,000円くらいする
正直買えなくはないが、あまり買いたくないのも本音としてある
さらにバッテリーも約8,000円くらいする
二つ合わせて約16,000円になる
正直そこまでお金出したくない
ただsonyの人はバッテリーチャージャーも買って充電するだろうと思っているのか
だからこそ上で書いたUSB端子差込口のカバーはどうでもよかったのかもしれない
ニコンやCanonはエントリー機でもバッテリーチャージャーはついてくるところを考えるとマイナスだと思う
ここが良くなればいいのにと思ったこと
中にはここが良くなればもっと良いのにと思うものもある
1.フレキシブルスポットの移動
上下左右で端まで行った時のこと
例えば右端まで行った時に左端まで移動させたいとなった場合、ジョイスティックを左に倒して移動させる
panasonicのS1シリーズだとそのまま右に倒していれば
左端からフォーカスエリアが出てきて、倒している間はその方向に移動してくれる
上下も同じである
端から端まで移動させたい時にとても便利なのだが、α7ⅲはそれがない
地味に不便である
2.コントロールホイールのホワイトバランス割り当て
これは何かというとホワイトバランスの調節をコントロールホイールに割り当てている
最初はこれでケルビン(数値)をいじることができるのだと思っていた
しかし実際には太陽光や蛍光灯、自分で設定したホワイトバランスのプリセットしか選べない
これは地味に不便で、僕としてはこれでケルビンを設定できるようにして欲しかった
まとめ
今回GW中に使ってみて自分が感じたことがたくさんあったため書いてみた
瞳AF、動物の瞳AFなどが注目されている
ただそれはあくまで補助的なものだと思っていて、実際には撮る人の腕と撮られた写真
そしてカメラの性能をフルに引き出すために自分好みの設定をするし、本体のクセを知る
昔であれば慣れればいいと思っていたが、今は違う
D500やEOS 5D markⅣなど使っていたら如実に違いがわかるようになった
昔なら許せるところも許せなくなっている
動体を撮って初めて評価が出せるかな
少なくとも現時点でα7ⅱからα7ⅲに変えて本当に良かったとは思えてない
画素数もほぼ変わらないし、普通のスナップなど撮る場合にはα7ⅱでも十分だ
だからα7ⅱの人は動体AFや連写スピードが不満でない限りは変えるメリットはない
今はまだ様子見でいいというのが僕の結論です
次に出るであろう新機種はこうしたところを徹底的に見直して欲しい
そしてアップデートで解消できるところは解消してもらいたい
いちユーザーとしての願いです
ではまた
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