同一メディアのダブルスロットがいいと思っていた
これまでSDカードが使えるのが嬉しいと思っていたが、実際に使用して同一メディアのダブルスロットがいいと思えたEOS R3実際にCFExpress Type BとSDカードでは書き込み速度は雲泥の差である
実際の撮影現場では同一メディアでないと厳しいし、サーキットなどの野外でいちいちCFExpressを変えるということはとても面倒なのだ
そのため同一メディアがいいと思っていたのだが、データのやり取りの部分でSDカードが使えるってメリットなのではと思えてきた
そもそもの前提として
まずNIKON D500を使っていた時にXQDからSDカード、もしくはその逆でデータのコピーができるこの機能が素晴らしく、D850もできたしZ9もできていたのでNIKON いいなと思っていました
ただ Canonではそんなことができると聞いたことがなく、調べたこともなかったです
そもそもR6のようなSDカードのダブルスロットならコピーする意味ないですし
そのためCanonではできないという思い込みでずっといましたが、よく調べたらできるではありませんか
これ使えるならいろいろと幅が広がるのではないのかと思えてきました
1.メディアの受け渡しが容易
これが大きなメリットですSDカードはPCにもリーダーが埋め込まれているのがほとんどですが、CFExpressは専用のリーダーがないと読み込めません
しかも地味に高いですし、一部のカメラにしか使用されていないためこれで渡されても嬉しくありませんよね
しかし撮ったデータをSDにコピーできれば、データの取り込みも容易でクライアントにも喜ばれます
2.自分のデータ管理も容易
データのバックアップに2台のPCを使うこともありますしかしリーダーは一つしかないですし、このために買い増すには結構高い値段です
CFExpress2枚あるとバックアップも倍の時間がかかります
しかしSDカードにデータを移してバックアップを行えばSDとCFExperssで2台のPCで一気にできるため時短になります
3.メディアの節約にもなる
SUPER GTやF1のように2日間や3日間あると、明らかにメディアが足りなかったりします速度的にCFExpressを使いたいのに、全て使ってしまっていて使うことができない
そのときにSDカードにコピーしてCFExpressを空にして使うということができます
値段的にもSDカードの方が安いので、バックアップ用に何枚か多少安いものを買った方が使い勝手の幅が広がります
実際にやってみた
実際にSDカードにデータをコピーしてみた(iPhoneで撮影したので雑なのはご了承ください)jpg+RAWでそれぞれ3783枚、合計117GBのデータだが、約50分でデータをコピーできました
転送速度が早いSDであればもう少し早く終わるのではと思いますが、データ保存であればこれで全く問題ないかと
まとめ
今回初めてデータがコピーできることに気づきましたこの機能があればCFExpressとSDカードでも上手く運用できそうです
同一メディアのダブルスロットが有利な場面もあれば、不利な場面もあるのを気付かされました
どのような場合でも与えられたカードで勝負するしかないですが、使い方によってはある程度補うことができます
まだまだ使いこなせていない部分もあるため、これからも詰めていきたいと思います
ではまた
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