便利ズームのTAMRON 35-150mm F/2-2.8 Di III VXDを売ってしまいました。ズームは便利だけど便利ではない

35-150mm f2.8

とうとう売ってしまった

35mmから150mmまで一本で撮ることができるレンズのTAMRON 35-150mm

しかもf2スタートでf2.8までドロップするけれども実質24-70mmと70-200mm f2.8のちょうど間を一本で賄えるレンズ

これ一本あれば何でも撮れてしまう便利ズーム

こんな便利なものをなぜ売ったのか

売ってしまった理由

売ってしまった理由はいくつかあるのだけれども、気分的な問題もありズームリングの部分が白濁化したりレンズの中にチリが目立っていること

これについては買う時からなので、それを選んだ自分の問題もあるけれども、レンズをカメラにつけるときにチリが入っていたり白濁したズームリング等を見ると使う前からなんかげんなりしてしまうのだ

ピントリングの白濁については一応無水エタノールを買って拭いてみたけど全く落ちる気配がない

なんかそんな感じで諦めてしまった

前使っていた28-75mmもなんか汚れやすかったしチリが入りやすかったなあ

もともとそういう感じなんですかね

1.ズミルックスを手に入れたから

もう1番の理由がこれです


ズミルックスを手に入れたらこれしか使いません

写りだって違います

そりゃあ値段の差もありますし、ズームと単焦点では差が出て当たり前

焦点距離が広いけどデカくて重い35-150mmと何より小さくて軽いズミルックス

どちらを持ち歩くかとなったらズミルックスですよね

とりあえず重いけど35-150mm持ち歩いて写真撮りに行こうかって考えにはなりません

ポートレートでもズミルックスを手にしたことで、35mmまたは50mm一本で撮り切ろうという方向にシフト

望遠が欲しい時はあってもそこは切り捨てることができたので、わざわざ重い35-150mmを持ち歩く理由は無くなり使用頻度が激減しました

2.結局70-200mmとR3は使う

今まで24-70mmと70-200mmを一本で賄うことができるということで35-150mmを使っていました

ただこれを使うボディーはSONY α7RⅣ


サーキット行く時には200-800mmと35-150mmの組み合わせで、マシンを撮る時には200-800mmのみで35-150mmはピットウォーク程度でした

たまに35-150mmでマシンを撮ることはあってもR3ほどの快適さやAF性能はありません

それに70-200mmでもやはりマシンを撮りたい、その時にR3の30コマ連写とAF性能をフルに使いたい


富士スピードウェイのピットでF2.8開放でマシンを撮りたい



そのためにR3と70-200mm F2.8が必要なんですよね

だったらα1やα9へと言われるかもしれませんが、SONYはサードパーティーには秒10コマ程度の連写しか許していません

だったら70-200mmを持っていこうということで、35-150mmいらないなと

てかCanonで35-150mmが出てくれたら一発で解決だったのですが・・・

3.α7RⅣへの不満

本当にたまになんですが、SDカードへの書き込みエラーが起きます

そりゃあRAWも重いですしSDカードしか使えないからわかるのですが、それでもエラーが出ていたとしても100枚以上シャッター切れていてエラーが出た瞬間に何も表示してくれない。

シャッター切り終わってひと段落して液晶見たら全く書き込みができていない状態がわかって、何も操作できないから仕方なくバッテリーを抜きます

電源をつけてエラーが出ているから修復するというメッセージが出て修復したら、エラーが出ていたであろう直後からデータが全て破損

100枚以上撮ったデータが全て無駄となりました

中にはこれいいと思ってシャッターを切ったものもあったのでとてもショック

R3も過去数回はあったけど、ここ最近は全くないです

そんなことが起こりα7RⅣへの不満が一気に噴出してしまい、使いたくないなということでレンズと一緒に手放すことにしました

そして自分の用途では6000万画素も本当にいらないなと

ズームって便利で便利でない

ズームレンズってさまざまな焦点距離を撮ることができるからとても便利

それは半分合っているのですが、実際には選べる焦点距離に幅があるから自分で動かなくてもズームで調整できるという堕落も生み出してしまうことがあります。

もちろんピットウォークやオートサロン、さらには野鳥撮影など動くことができない場面では問題ないです


ただ自分が動くことができる環境下で安易にズームのみで調節しようとすると、構図や焦点距離など選択の自由の幅が広すぎて撮りたいものが曖昧になってしまう事もあります

実際に自分もズミルックを使うようになって、距離感だとか焦点距離での特徴を意識する重要性がわかってきました

これはズームでも同様で、焦点距離ごとの特性に応じて自分で動いて構図等をつくって撮影

頭ではわかっているのですが、人間やはり便利なものに流れてしまいます

24-70mm F2.8や70-200mm F2.8あれば十分と思っていても、実際にその焦点距離に適した距離感での撮り方をしてあげないとせっかくの大三元も生かしきれません

更にズミルックスなどの単焦点を持ったときに、一気に自分の粗が写真を通じてわかってしまいます

後で見返した時に、あれ?なんか心惹かれないなとか、これズミルックスで撮ったのに大三元で撮った時と何ら変わらないなとか

今まで大三元で何とも思わなかったものが許容されなくなるという怖さ

ただそれを味わえるのも単焦点も魅力ではあるし楽しさなので、ズームばかり使うのは勿体無いなというのがあります(望遠単焦点は除く。あれは高くて無理)

あとは単焦点だと完全に迷いが取れて、自分の足で何とかしてやろうという前向きな気持ちに自分の場合はなります

結論:いいレンズだけど今の自分には必要ない

本当に便利でこれ一本あればほぼ撮ることができました

いいレンズでしたが、ズミルックスを使うようになって出番が激減しました

更に70-200mmでもマシンを撮りたいとなってきたら、持ち出す頻度も更に激減

だったら手放して普段はズミルックス使ったほうが持ち運びしやすいですし、写真を撮る機会が増えます

EF24-70mmも正直使用頻度は落ちていますが、R3用にこのまま持っておくつもりです

便利と不便って本当に紙一重ですね

では

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