デジタルカメラマガジンDAYでニコンZ7を使って撮った写真を添削、ポートレートのアドバイスをまとめてみた

NIKON

ニコンZ7を使って撮った写真

ニコン瞳AFもα7ⅲ程ではないにしても、しっかりと認識してくれます

実際に使ってみてこれほどとは思っていなかったので、良いなと思うと同時に伸びしろがあるなと

これだけニコン瞳AFが良いと、どのような写真を撮るかというのが非常に大事だ

誰でも簡単に素晴らしい写真を撮ることができる分、頭を使わないといけない

そこで実際に自分が撮った写真を河野先生に添削してもらったものをいくつか

そしてそこで言われたことなどをまとめてみたいと思います

深堀りしてない

僕が印象的だったことの一つとして深堀りしてないということ

これは何かというと、ポーズも表情も決まりそこでシャッターを押して、はい終わり!

そして次のポーズに行こうとする人が多い

そうではなくそのポーズが決まったら、表情の変化をつける

目線の向きを変えたり、顔の向きも変えたり

いくつもいくつもポーズを指示するのではなく、徹底して深堀りすることが大事だと

使えない数枚より使える1枚を撮る

時間が限られた撮影だと、とにかく様々なポーズを要求したがる

そうじゃない

時間が限られているからこそ、枚数を多く撮るのではなく、ここでこれを撮りたい

その写真を徹底的にこだわって撮ること

使えない数枚より使える1枚を撮りなさいと

時間も限られて環境も限られる中で、徹底的に考えること

とても大事なことです

光を考える

これは写真をやっている人であれば当たり前のことでしょう

しかしいざ撮影となると、その当たり前のことに意識がいかない

モデルをどう撮ろうとかばかりに意識がいってしまう

こんな当たり前のことを忘れてしまいます

いくらシチュエーションが良くても、顔に光が入っていなかったらだめだ

この写真を見てもらいたい

木の枝を持ってもらって撮って、自分の中では良いかなと思った1枚

ただプロの目から見るとやはりまだまだだった

顔に光が鼻に縦で入っているが、それ以外は陰で暗くなってしまっている

惜しいなと言っていただきました

顔にどれだけ光が当たっているのか

足りなければ場所を移動したり、レフ板を使うことだ

モデルの誘導

これは何かというと光のある場所へモデルを誘導するとき

一気に移動させるのではなく、顔に光がどのくらい当たっているかを見ながらゆっくり誘導している

「少し重心を右にずらして」

「そう、いいね」

こうしたモデルの誘導の仕方がうまい

とても勉強になりました

あえて捨てる

僕が撮ろうとした写真

こちらに向かってけんけんぱをしながら向かってきてもらうシーン

これも当然ですが場所によって光が当たらないところもあります

しかし動いているところを撮りたい

そんなときにはあらかじめ光があたる場所に露出を合わせる

使える1枚を撮る為にあえて捨てる

そしてこうした写真では動いているところから、狙っているものを撮る

この場合は連写でもいい

ただし止まっている時でも連写をしている、これは乱写だと

乱写をしてはいけない

これも大事です

やっぱり笑顔がいい

やっぱり笑顔を撮るのが一番いいです

自然に出る笑顔を撮るのは、カメラマンとモデルの関係が良くないといけません

そのためにモデルに対する声掛けなど気にしないといけません

そしてこちらがしっかりしてれば、モデルもそれに応えてくれる

こういうのが撮影では大事です

そして撮ったこの写真

笑顔がいいなと思って見てもらったら、良い笑顔だとの事

褒めたり冗談言って笑わせようといろいろ出来て撮れた1枚かなと

まとめ

今回聞いたアドバイスを書いてみた

様々な経験を経ているプロの話は貴重ですし、どれを取っても的確

やはりすごいなと

そして何よりニコンのミラーレスで目にピントがきちんときます

一眼レフと違ってエリア前面にピントが合わせられるのがメリット

誰でも簡単に素晴らしい写真が撮れるようになった分、どこかで差をつけないといけない

差をつけるためにはまずは基本ができていないといけないのかなと思います

ニコンの一眼を持っている人はサブでZを持っていてもいいのかなと

買い替えではなく、買い増しして用途によって使い分ける

これでもありなのかと思います

こうした現場で使ってみて結構いいなと思えたカメラです

最後にアドバイスが一人でも多くの方に役立ったのであれば幸いです

ではまた



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