挨拶は誰もが行う当たり前の行為になってきています。
「挨拶に始まり、挨拶に終わる」
このような言葉があるように、人間関係を築いていくうえでもとても重要なものです。
そんな普段から使っている挨拶という言葉、どのような意味や語源はどこからかというのって気にしたことあるでしょうか。
そこで実際にどのような意味合いがあり、どこから来たのか書いていきたいと思います。
挨拶の意味とは??
まずは挨拶の意味についてですが、皆さんはどのような意味や行為だと思いますか?
僕はコミュニケーションツールとしか考えていなくて、人間関係を円滑に進めるためのものという認識です。
おそらくこれを御覧になられている方でも同じように感じている人も多いではないでしょうか。
そこで挨拶という感じを、二つの漢字に分けて考えていきます。
挨・・・押す。(心を開く)
拶・・・迫る。(心に近づく)
「押す」と「迫る」で押し合うという意味合いになります。
これを要約してみると自分の心を開いて、相手の心に近づいていく。
挨拶する側は心を開き、された側も心を開く。
お互いが心を開いて近づいていき、人間関係を築いていく第一歩にしていくという意味になるかと。
挨拶の語源とは?
では挨拶という言葉はどのような語源で生まれたのか。
もともと禅語と言われる「一挨一拶」という言葉から派生したもの。
挨と拶の文字の意味は上で書いたとおりで、言葉だけをみると押し合うという意味になります。
この「一挨一拶」というのは相手に言葉を投げかけ、その反応で相手がどの程度の悟りの深さであるのか値踏みするものとして使われていました。
挨拶の種類とは?
挨拶って言葉だけだと思っている人いらっしゃるのではないでしょうか。
実は挨拶もいくつか種類があり、この2つがあります。
・言葉
・身振り
言葉は会話の中で使われるものや、手紙などの書面で使われるものがあります。
一方身振りによるものとは体を使ったものがあり下記の物が代表的である。
・挙手
・お辞儀
・握手
・抱擁
・敬礼
これは相手が身振りしたら身振りで返すもので、警察や軍隊とかで行われる敬礼が一般的に知られているのではないでしょうか。
まとめ
挨拶の代表的な言葉と言えば下記の言葉が思い浮かぶではないでしょうか。
・おはようございます
・こんばんは
・ありがとうございます
ただ最近では短く省略したりする言葉も出てきています。
・ちーっす
・うーっす
・おす
こうした短めの挨拶も買わされるようになってきました。
最初に触れたように挨拶は人間関係を築く上でとても大事なものです。
自分の心を開くときに雑な挨拶をしたら、相手もその挨拶に応じた分しか心を開いてくれません。
ある程度の人間関係を築けているのであればともかく、これから人間関係を築く場合には良好な関係は築けないのではないのかと。
社会の様々な場所で挨拶は使われますし、挨拶が人間関係の基本となります。
挨拶がきちんとできない人は、他の人からあまり良い目では見られません。
これを読んで今一度挨拶について考えていただければと思います。
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