梅雨の時期になると湿気が増えて部屋の中がじめじめしてきますよね。
これから6月~7月にかけては雨だけでなく、湿気にも悩まされる季節になります。
こうした湿気の増える梅雨の時期に一番悩まされるのがカビ。
お風呂場のタイルや窓のサッシなどにでてくるアイツです。
カビって実は病気の引き金にもなるって知ってましたか?
カビによる病気とは??
実はカビが影響する病気はいくつもありますが、その中で知っておいてもらいたいものが下記の2つです。
・夏型過敏性肺臓炎
・慢性肺アスペルギルス
夏型過敏性肺臓炎とは何か?
空気中に舞っているカビ菌を吸い込んだことからなるアレルギー反応です。
症状としては最初に咳・微熱・体のだるさから始まり徐々に息苦しくなります。
治療法としては投薬によるものが一般的です。
症状としては最初に咳・微熱・体のだるさから始まり徐々に息苦しくなります。
治療法としては投薬によるものが一般的です。
慢性肺アスペルギルスとは何か?
空気中に舞っているカビ菌を吸い込んで、肺の中に入り肺を破壊していく病気。
咳や痰から始まり発熱・だるさが出て進行すると体重が減少したり呼吸困難に。
最悪の場合、手術で肺の一部を除去しなければいけなくなる恐ろしい病気です。
咳や痰から始まり発熱・だるさが出て進行すると体重が減少したり呼吸困難に。
最悪の場合、手術で肺の一部を除去しなければいけなくなる恐ろしい病気です。
あとは代表的なものが皆さんご存知の水虫です。
これもカビによる病気で、白癬菌と言われるカビが引き起こしてるんです。
梅雨の高温多湿の時期に活性化しますが、水虫って治りにくい病気って言われてますよね。
その理由は後で詳しく書きますが、カビの発生条件によるものなんです。
カビの発生条件って何?
そもそもカビの発生条件とはどのようなものがあるのか。
カビって梅雨の時期に生えるだけだと思われている人が多いですよね。
ちなみに梅雨の時期の平均的な気候はこちら。
・温度20~30℃
・湿度 70%
上記の気候ではカビが活発に繁殖しやすくなるので、梅雨の時期に注目されがちです。
しかし実際にはカビって温度が5~35℃あれば繁殖できてしまうんです。
先ほど書いた水虫が治りにくいのもこれに起因するんです。
薬をつけて症状が治まったら薬をやめる。
しかし菌は完全に死んでいないため、再び繁殖し症状が出てくるという人がとても多いです。
そのため水虫は治りにくいといわれてるんですが、もし水虫の人は症状が治まっても薬をやめないでください。
僕も以前水虫だったのですが、薬をつけたりつけなかったりで1年以上は治らなかったです。
その後に症状が治まっても2ヶ月以上毎日薬をつけたら、見事に治りました。
もし同じように水虫が長く続いている方は、症状が治まっても薬はつけ続けてください。
更に知っておいてもらいたいのがカビは湿気が多いところに生えると思われがちです。
しかし実際には湿度の低いところでも生えるカビもあるんですよ。
カビを防ぐには何をすればいいの?
梅雨の時期になると湿気が部屋にたまりますよね?
もちろん換気する事が有効なのですが、雨が降っている為窓は開けられません。
そこで梅雨の時期にできるカビ対策、ひいては病気の対策紹介します。
1.清潔にすること
カビの栄養源って何かわかりますか?
家の中にある埃や汚れ、更には人間の皮脂やふけで、少しでもあるとカビは繁殖します。
定期的に掃除し、埃や汚れなどがあまりたまらないようにしてください。
ただ一人暮らしだと仕事していて、夜中帰ってから掃除機かけると迷惑ですよね。
その時はウェットシートなどで床など拭いて埃を取るだけでも違いますよ。
2.湿気を取ってくれる炭や新聞紙を使う
炭や新聞紙は湿気を吸い取ってくれる効果があります。
部屋に新聞紙や炭を置いておくことで湿気を吸い取ってくれ、カビの繁殖を抑えることもできます。
しかも炭には脱臭効果もあるため、洗濯物を部屋で干しているときの
嫌なにおいも一緒に吸い取ってくれるのでおすすめですよ。
3.電化製品に頼る
空気清浄機だと空気中の汚れやカビなど吸い取ってくれるため、部屋中の空気を清潔に保つことができます。
湿気対策でもう一つおすすめが除湿機で、僕も使ってますがとても快適ですよ。
梅雨の時期だと特に感じるジメジメした空気がとても和らぎます。
あの空気の中にいると、とてもストレス溜まりますよね。
それが無くなるのでお勧めです。
あとは湿気対策で換気扇を回すことで空気の循環もできるので雨の時期の強い味方です。
ただ電気代がかかるため、あまりお金をかけたくないという人にはお勧めしません。
僕も実際に電気代が使ってない時期と比べて少し高くなったんですよね・・・
4.うがいと手洗いは忘れずに
外から帰ってきたら必ずうがいと手洗いは行うべきですよ。
カビ菌は1年中舞っているため外で知らず知らずのうちに、吸い込んでしまってます。
そのままにしておくと上記に書いた病気になる可能性が高くなるため、対策をしてください。
まとめ
梅雨の時期はどうしても湿気が多くなりカビが生えるもの。
だからこそ上記の対策を行い梅雨の時期を快適に過ごして
いただくと同時に、病気を未然に防いでいただけたらと思います。
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