ヨドバシのとしまえんモデル撮影会に行ってガッツリα7RⅢやα9やα7Ⅲを使い倒してきたのでレビューします

カメラ

まずごめんなさい・・・


今回写真はかなり少なくなります

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理由としては肖像権の関係で載せられない事、更には借りた機材の写真を撮り忘れたこと・・・

そのため文字がかなり多くなると思うのでそこだけご了承ください

そのかわり使ってみて感じたことは熱く書きますので最後まで読んで、参考にしていただければ幸いです


ヨドバシ撮影会とは


そもそもヨドバシ撮影会とは何か

https://www.yodobashi.com/store/300023/

僕がいつもお世話になっているヨドバシカメラが主催する撮影会

たくさんのモデルさんが参加し撮影をしますが、プロの写真家も参加しあれこれ教えてくれます

モデル一人から二人に対しプロが一人つきますが、それが約10グループほど

山岸伸さんなど誰もが知っているプロもいて、そのテクニックやどのように撮影しているか間近で見ることができます

1時間半ごとの3部制となっていて、それぞれの部ごとでプロやモデルを変えていくことが出来るので、いろんなプロの技術を吸収できるなんとも素晴らしい撮影会

さらにカメラメーカーがブースを出しており、部ごとにカメラとレンズを貸してくれる

今まで気になっていたものがあったけど、店頭でいじるだけでは分からない

そんな機材を思いっきり試せる絶好の機会でもあります

僕もご多分にもれず機材を借りて撮影してきました


1部で借りた機材


1部から早速機材を借りて撮影してきました

借りた機材はこちら


・sony α7RⅢ

https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7RM3/

・sony FE 100mm F2.8 STF GM OSS

https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL100F28GM/


本当は70-200 F2.8 GM,を借りたかったですが、人気の為か借りることが出来ず、100mmにしました・・・

使ってみて感じた事


・α7RⅢ

まずは見てみると画質が違う。α7Ⅱでも十分綺麗と感じているのに、全く違います

そしてどこでも言われていますが、シャッター音が気持ちいい、写真を撮るという行為も楽しい

後は瞳AFの食い付きが凄い。多少離れているところでもしっかりと瞳を認識してそこにAFが食いつく

しかも顔を動かしても追従してくれるので、今回みたいなモデルの撮影にはもってこいです

ただ高画素の代償として一枚のファイルがとても重いです

α7Ⅱなら約1000枚撮れる64GBのSDが700枚ちょっとで一杯になりました(jpg+RAW設定)

画質をとるか容量をとるかですね


・FE 100mm F2.8 STF GM OSS 編

解放でのボケが綺麗

多くのレンズが端はレモン型と言われる形になるのに対し、これは端もきちんとした丸型のボケになります

そしてなめらかなボケは一度体験したら病みつきになる可能性が高く、僕も欲しいなと・・・

しかしF2.8とはあるものの、実際はF5.6相当スタートで暗いです

だから周りが暗いとすぐにISOが上がり、ノイズが入ります

明るい場所で使えれば最高の写りとボケが楽しる一本


2部で使った機材


・sony α7Ⅲ (縦グリップ付き)

https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-7M3/

https://www.sony.jp/ichigan/products/VG-C3EM/


・sony FE70-200mm F4 G OSS

https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL70200G/


2部ではα7Ⅱの後継機のα7Ⅲを縦グリップ付きで

レンズも70-200mm F4をチョイス。F2.8GMは人気の為かレンタルできず・・・


使ってみての感想


・α7Ⅲ 編

先ほどのα7RⅢとシャッター音や瞳AFの食い付きとかは変わってないので、気持ちよく使えました

ただ連続撮影モードだと連写も早くなり、撮り過ぎてしまうこともしばしば

じっくり撮る場合には連続撮影はオフにした方がいいかもです

α7RⅢよりAFが優れているといわれていますが、少なくとも自分はあまり違いは感じなかったかな。どちらも素晴らしいです

あとα7Ⅱと比較して確実に違ったのがISO感度

ISO6400になると拡大した時に結構ノイズが出ていて、ざらざらします

細かいディテールが失われていますが、α7ⅢのISO6400だとノイズはあるも結構綺麗です

これは純粋に感動しました。そしてSonyの凄さを感じました

正直α7Ⅱで十分と思っていたのに、使っていて気持ちいいから正直欲しくなります

あと縦グリップ。ボディが大きくなるから必要ないと思っていましたが、縦構図が撮りやすい

シャッターも縦グリップにもついており、縦にした時にもいつもの場所にきます

だから腕を無理に動かさなくていいため、縦構図の安定度が段違いです

これも欲しくなるなあ・・・


・FE70-200mm F4 G OSS 編

GマスターではないGレンズ

F4通しと若干暗いですが、サイズはGマスターに比べてコンパクトで軽い

F4のためボケの量は少ないと言っても、望遠側で撮ればF4でも大きいボケは作れますのであまり問題ではないかな

ポートレートでも被写体を際立たせるためのボケは大事ですが、望遠側を使えばいけます

ただ残念なのはテレコンがつけられない事

僕は飛行機も撮るのでテレコンで焦点距離を伸ばしたいですが、それが出来ない

それなら100-400mm GMを買えと言われそうですが高いし滅多に使わないんですよね・・・

それなら70-200mmを普段使って、たまにテレコンをつけた方が効率的ですし

だから写りはとてもいいですが、借りる前からすでに対象外なんですよね・・・

本当に残念と何回心の中で唱えたことか。テレコンつけられれば間違いなく買ってます


第3部で使用した機材


いよいよ最後の部。ここでは借りた機材がこちら

・sony α9(縦グリップ付き)

https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-9/


・sony FE70-200mm F2.8 GM OSS

https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL70200GM/


本当はもう一度α7Ⅲを借りようとしました

しかしせっかく借りるのだからSonyの誇るフラッグシップ機も気になりまして

それに社員の人にオートフォーカスの食いつきは段違いですと言われたらね・・・

そりゃあ試さないわけにはいかないでしょ

そして念願の70-200 F2.8 GMも借りて最後の部へ


使用した感想


・α9 編

雨が降っていて暗かった為かすぐにISOが上がりました

ただ高いISOでもノイズはあまり目立っていないので、上手く処理されています

そして社員の人が言っていたようにオートフォーカスの食い付きが違いました

α7Ⅲでも凄いと思っていたのに、その上をいく食いつき

瞳AFも多少離れていてもきちんと瞳を認識していました

そして顔が動いても瞳を追従していました

さすがフラッグシップだなと

使っていて気になったのはシャッター音が軽いこと

α7Ⅱとかなら1枚撮るとシャッターは1回しか幕が閉じる音は聞こえてきません

α9だと1枚撮ったつもりでも、パパパパッとあたかも連写している錯覚になります

だから何枚撮れたの?と思ってしまいます

まあ慣れでしょうが、ここは使いづらいかなと感じました


・FE70-200mm F2.8 GM OSS 編

待ち焦がれたGMの大三元レンズ

今はまだ買えないですが、いずれは手に入れたいですね

やはりF4と比べると重さも大きさ、何より画質やボケも違います

解放F2.8だから多少暗いところでも問題なく使えますし、ボケも綺麗

そしてプロ御用達のレンズですから、持った時のワクワク感も違います

自分もプロになったのではと錯覚させるくらいです(笑)

重いので取り回しは良くないですが、それでも写る写真と比べたらそんなことは些細な問題に思えますよ

そしてここでも縦グリップがあると安定感が全く違います

望遠はぶれやすいからこそ、少しでも安定させるためには必要かな

逆に縦グリップをつけるとバランスも良くなるのでお勧めです

本当はテレコンをつけてどのくらい写るのか見たかったですが、これは自分で買った時にでも試してみますかね

ポートレート、風景、スポーツ等何でも撮ることが出来ます

更にα9などと組み合わせると鳥とか動いている物もいけます

F4もいいけど、F2.8を使ったらもうこれしか見えなくなったなあ・・・


まとめ


ヨドバシ撮影会で自分のカメラを使わずに借りた機材で全部撮りました

本当は撮り比べしたかったですが、最初のα7RⅢのせいで2枚持って行った64GBのSDカード1枚が満杯になったためそれが出来ず

普段お店でしか触れない機材も実際に使ってみてのメリットデメリットが分かるのは大きいです

そのおかげでα7Ⅲが欲しくなってしまったし、70-200 F2.8 GMや100mm STFも欲しくなりました

本当に罪作りなイベントです(笑)

気になるカメラやレンズを使え、プロのモデルがいてプロの写真家がどのように気をつけているか、どのように撮っているか間近で見る

それだけでも勉強になるのに、自分の撮った写真をプロが批評してくれる

これ実はすごくないですか?

だって参加費は同じで、批評をお願いしたからと言って追加料金はかからない

これ聞かなきゃ損じゃないですか?

多くの人はずっと写真を撮っていましたが、非常に勿体ない

勇気を持って聞くだけで、レベルアップのアドバイスをくれるんですよ

同じお金を払っているならちょっとでも吸収しなきゃと

さらにプロのモデルですから撮られ慣れていますし、ポーズや表情も素敵です

無我夢中でシャッターを押し続けていました

自分で撮っているというよりは、撮らされている感覚

ただ撮らされているのは結局相手の予定調和になっている事

この予定調和を崩した1枚を撮れるようになりたいですね

本当に写真を撮るのが楽しくなりました

気になるカメラやレンズも使え、素敵なモデルを撮れ、プロの技を体感し批評してくれるこの撮影会

おそらく来年もあるので皆さんも参加されてはいかがでしょうか

僕も来年も参加するはずです

下手したら来年はSDカードだけ持って、カメラは全部借りるかもしれません(笑)

普段人を撮っていない方でも、人を撮ることで新たな楽しみや気づきを得ることが出来ます

長くなりましたが、今日はこの辺で。

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