ついにCanonから発表されたAPS-C機のEOS R7とEOS R10について思うこと

Canon

ついに発表されました

とうとうCanonから発表されたEOS R7とR10


https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r7/


https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r10/

RFマウントでAPS-Cのセンサーサイズが出ることになった

今回気になった部分をいくつかまとめていきたいと思う

EOS R7について

スペックは以下のような感じで発表されている

・3,250万画素

・低輝度合焦限界EV-5

・メカシャッター15コマ/秒 電子シャッター30コマ/秒

・映像エンジンDIGIC X

・常用ISO感度32000

7D MarkⅡ以来の7を冠したカメラ

もともと使っていた身として、いろいろ気になったことを書いていきます

ちなみにプロモーションビデオを貼り付けておきます



ちなみに90Dのプロモーションムービーです



7D MarkⅡもあったので貼り付けておきます



90Dから少しポップな感じのBGMになっていますが、おそらくムービーも使うことができるようにという感じでしょうか

一方7D MarkⅡは動画は撮ることができるが、メインはスチル

しかも時代的に動き物を撮りたい硬派な人がターゲットということで重厚感のあるBGM

今回のR7を見た時に90Dの感じを引き継いでいるのかもしれません

1.R3譲りのAF

人物、動物、乗り物の被写体検出ができるのとR3譲りのトラッキング性能

R6でも十分なAF性能だが、それをも上回るAF性能のR3

それと同等となるととても興味が出てきます

ただR3のバッテリーと比べると電圧が低いので、R3と同様と言うのは話半分に聞いておいた方が良いかもしれない

そしてF22でもAFが効くのはR5やR6と同様のスペックだ

2.RAWでプリ撮影が可能に

電子シャッターでRAW限定のプリ撮影と言われるものができるようになった


自分がシャッターを押したタイミングの0.5秒前から撮ることができる

つまり0.5秒前の決定的瞬間でも撮ることができるようになった

しかも3,250万画素をフルに使うことができる

3.電子シャッターで秒間30コマ。ただ・・・

メカシャッターで15コマ/秒ということで1DX MarkⅢ以上だが、メカシャッターは30コマ/秒

ただメカシャッターはローリング歪みがR5やR6よりひどいとの発表がされた

ローリング歪みが気になる場面は限定的になるかもしれないが、メカシャッターを使った方が賢明かもしれません

そしてプリ撮影も電子シャッターでしか使えないので、使用場面は気をつけた方が良いかもしれません

そしてSDカードのダブルスロットも気になります

画素数が多くなることで1枚当たりの容量も多くなりますが、そうなるとバッファと記録媒体メディアの性能がものをいう

いくらAF性能が良くて連写速度が多くても、記録できなければ意味がない

EOS 90Dと同じ画素数ですが以前使った時にバッファの部分が気になりました

D500使いがCanon EOS90Dを少し使ってみて感じたこと
APS-Cの最新機種を試すCanonから発売されたEOS 90D3200万画素のAPS-C機で、10コマ/秒の連写・進化したAF、7D系についているジョイスティクがついたので7DmarkⅡの後継機かともいわれているそしてバリアング...


正直CFExpressを積んでもらいたかったのが本音のところです

4.マルチコントローターとサブ電子ダイヤルが合体

R5やR6でついているマルチコントローラーにサブ電子ダイヤルが追加された


フォーカスの移動と絞りなどの操作が親指でできるので操作効率が良くなると思う

絞りやISO、シャッタースピードなど自分がよく使う項目を割り当てたら良い

新しい操作感覚になりそうでとてもワクワクしている

5.ファインダーのドット数

今回のファインダーは236万ドットで自分の持っているR6の369万ドットより100万ドット以上落ちる

しかし大事なのはファインダーの見方なので、これでどのように見えるかは気になるところだ

6.流し撮りモードの搭載

EOS 90Dで搭載されていた流し撮りモードがR7にも搭載されている

流し撮りが簡単にできるようになると言われているので、一度使ってみたいとは思う

6.電源ボタンの位置

今回の電源スイッチの位置が軍幹部の左側から右側に移動した


これまで軍幹部の左側にあり、左手でスイッチを入れる必要があり、自分の中では不便だった

NikonのD500の時には右側でシャッターボタンのところにあったので、電源をつけてすぐに撮影ができる状態にできた

今回シャッターのスイッチが軍幹部の右側に移動したことで、自分の中では使いやすくなったなと思う

7.バッテリーグリップがない

今回R7用にはバッテリーグリップを用意しないとのこと


縦構図を撮りやすくなるだけでなく、バッテリー容量も増えて残量もあまり気にせず撮影に没頭できるのがメリットとしてある

バッテリーグリップを使う人は限られてくるので、あまり売れないのかなとも思ってしまう

R7はやはり望遠レンズを活用する人が選ぶ機材だと思うので、せめてR5やR6用のものが付けられる仕様だったら良いのになと


それなら改めてバッテリーグリップの開発をしなくてもいいですし

今からでもこの仕様に変更してくれないかなCanonさん・・・

EOS R10について

そして同時に発表されたEOS R10


これは見た目的にはEOS Kissシリーズだと思う

画素数が2420万画素になったが、機能などはR7とほぼほぼ変わりません

サブ電子ダイヤルがないのと、バッテリーがEOS Kiss用なのが違いとしてあります

連写もメカシャッターが15コマ/秒、メカシャッターが23コマ/秒とR7よりは落ちますが、それでもこれだけあれば十分なスペックです

APS-C用のRFマウントのレンズもこれから出てきます

コンパクトにカメラを持ち歩きたい人にはR10はおすすめのカメラだと思います

AF性能も高いので、初心者の人が持つには十分すぎる性能だと思います

もちろんRPも小さくて持ち運びしやすいですが、レンズはフルサイズのため大きくなります

トータルバランスが取れているAPS-CのR10はEOS Kissに変わる初心者向けのカメラになってくるのかなと思います

画素数について

R7は3,250万画素でR10は2,420万画素

R7は90Dの流れを引き継ぐ形のセンサーになっている

画素数が高く高精細に写るが、センサーサイズが小さいのに画素数が大きいから一画素あたりの大きさが小さくなる

一画素あたりの大きさが小さいほど光の取り込む量が少なくなるから、高感度が弱くなる

4500万画素あるR5も2000万画素あるR6と比べると一画素あたりの大きさは小さい

そのため高感度は圧倒的にR6のほうが高い

そのR5と比べてもR7は一画素あたりの大きさが小さいのだ

ただでさえ高感度が弱いR5より更に弱いと思えてしまう

最近では裏面照射型センサーが主流になっているが、今回はその類のセンサーではないとのこと

7D MarkⅡと比べると画像処理能力は進化しているのかもしれない

それでも基本特性は変わらないので、昼の明るいところで使用したほうが良いと思う

自分の場合はR7も2,420万画素のほうが扱いやすいのではないかと

データ容量やバッファなど、いろんな部分がこれで解決するのではないかと思います

まとめ

今回発表されたEOS R7とEOS R10

とてもワクワクする部分もあったが、少し残念な部分もあった

RF100-500mmと組み合わせると160-800mmに変わるので、サーキットでは有利になる


R10がR6と同じバッテリーであれば購入の候補になったのに残念です

バッテリー以外ならR10で問題ないかもしれません

R7を購入しようか迷っている自分がいるが、どうしようかなと

カメラ3台もあってもなと思うが、用途がそれぞれ違うのもあるし

F1に持っていきたいなと思っているが、実機を触らない上での予約はリスクがある

その中でR7のタッチ&トライの予約ができた

6/4とまだ先ではあるがどのようなカメラか見てきますが、そこでの使い心地によって決めていきたいと思います

そのことについては改めて書いていきたいと思います

ではまた

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