なぜ投資がいいのか
そもそもお金ってどのようにみなさん生み出していますか?
おそらく多くの人が会社から給料をもらっているという答えが返ってくるのではないかと思います。
いわゆる給与所得です。
基本的には自分の奉仕した時間や成果の対価として給与をもらいます。
自分の働いた時間や成果の分を対価としてもらっている事になりますが、いつまでも勤労所得のみに頼るのは危険です。
その理由として人間は年々年老いていき体力も無くなるため仕事のパフォーマンスも落ちてきてしまいます。
給与所得は自分の体ありきな部分がありますが、投資はお金に働いてもらいお金にお金を生み出してもらいます。
そのため自分で働かなくてもお金が増えていきます。
現在では勤続年数が長くても給与が増えていくということもなく、昇給が無ければ50代でも年収300万というのは当たり前の時代になっています。
年収300万になると生活するのがやっとの状態でなかなか貯金ができないというのも現状としてあります。
貯金してるからいいという幻想
貯金は全くお勧めできないです。
毎月100万とか1000万以上稼いでいてかなりの額を貯金できてればいいですが、そんな人は少ないです。
ではなぜ貯金はおすすめできないないか
1.そもそも金利が低い
貯金してたとしても銀行の普通預金の金利は0.001%くらいで100万預けても10円くらいしか利息もつかないです。
そのため必死に貯金してもお金が増えないのでは意味がないですし時間の無駄です。
円の価値は常に一定ではないです。100万円があったとして今が100万の価値でも、物価の上昇などから同じ100万円でも実質95万円程の価値まで下落する事もあります。
その逆もありますがこうした物価上昇に耐えられるだけの利息がつかないのでは、貯金しても価値が目減りしてしまいます。
2.突然の出費があったときに厳しくなる
これから結婚を考えている独身の方は特に大事です。
結婚や出産や育児、マイホームの購入などの大きなイベントも考えるとなると貯金だけでは足りなくなっていきます。
やはり子供には良い教育を受けさせたい、夏休みには旅行に行ったりして思い出を作ってあげたいなどありますし、たまにはおいしいご飯も食べたいですよね。
3.収入が上がらないことが予測できるからこそ
収入が上がらないとなると全てを給与所得で賄うのは難しいです。
それこそ仕事が終わったらアルバイトなど行う必要も出てくるでしょう。
ただそれで睡眠時間を削って体を壊してしまっては元も子もないです。
それで怪我や病気になって長期で仕事を休んではマイナスになってしまいます。
もちろん何かあったときの備えとして持っておくのは大事ですが、全てを現金で持っておくのはあまりよろしくないです。
古い価値観は捨てろ
日本にはまだお金についての古い価値観が漂っています。
お金の話をするのは卑しい
日本人の美徳なのかわからないですが、公の場でお金の話はめったに出ないものです。
むしろお金の話をすれば卑しいというイメージを持たれてしまいます。
もちろんTPOにもよりますが、お金の話に積極的に触れて情報を仕入れていかないといけない時代になっています。
生活する上で必ず必要なものだからこそ、卑しいというだけで現実から目をそむけてはいけず、向き合う必要があります。
大学に行って一流企業に就職すれば安泰
更に良い会社に入っていれば退職金ももらえて年金ももらえるから老後も安泰だという考え方。
あくまで景気が良い時の話であって、今後大幅に給与が上がることもないでしょうし会社や政府が自分の生活を守ってくれるということはないです。
自分の生活は自分で守らないといけないサバイバルに突入しています。
いつまでも古い価値観にとらわれていては時代の流れに取り残されてしまい、将来の生活さえ危うくなっていきます。
投資は怖いというが、何も投資しない方が怖い
これが私の考えです。
投資は投資した金額より下がるというリスクがありますが、若いうちの投資は金額が下がっても取り返しやすいです。
しかし年を重ねて定年間近のところで投資をした時に運悪く下がってしまったとしても取り返しがしづらいです。
よく退職金をほとんど株や投資信託にしたら大損したという話を聞きます。
だからこそ少しずつでも早めに始めること。
それだけで損を取り戻すことができる期間が多くあります。
今の時代給与所得以外の所得も増やすことが自分を守るうえで大事です。
その一歩目として投資を始めてみるのもいいのではないかと思います。
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